地震によって起こる災害の種類は?【実例を元に解説します】

地震による災害にはどのようなものがあるか知りたい方へ
本記事では地震による災害の種類を、実際にあった「実例」をもとに説明致します。また、「それぞれの注意点も知りたい…」といった疑問にもお答えしていきます。

地震が起きてからの行動次第で、身の安全が大きく左右されることもありますので災害の 種類を知っておいて損はしないはずです。

地震によって起こる災害とはどのようなものがあるか?

津波

津波は地震によって海底や海岸の地形が急変することによって、海にその波動が次々に伝わり、大きな波となったものです。

地震速報で地震の大きさと、津波が起こるか起こらないのかの報道も一緒におこなわれていますね。

TVを見ているときに「この地震による津波の心配はありません」という地震速報を見たことがあるかと思います。

大きいものでは波の長さが600km、波の高さが5m超えるものもあるので、海岸沿いに住んでいる人は注意が必要です。

実例

2011年3月31日に起きた、東日本大震災では
岩手県大船渡市の綾里湾 で波の高さが9.3m以上の津波が発生しております。

この津波は過去日本で起きた津波のなかで、観測史上最大の津波となっております。

注意点

津波を私たち個人が防ぐ方法はありません。海岸沿いにお住まいの人は、全力で海から逃げて下さい。

内閣府の津波防災特設サイトにも記載されておりますが、予め地震が起きたときの、避難場所を家族で決めて起きましょう。

大地震が起きた時は、余裕がないので、携帯電話なども持たずに逃げることになることも大いに考えられます。

連絡手段がなくなり、家族との連絡が取れなくなると、安否の確認もできなくなり、非常に不安な思いになってしまいます。

予め避難場所を決めておけば、家族がそこに集まるため、その後の行動を共にできるでしょう。

建物倒壊

地震による振動で建物じたいが倒壊する可能性も十分にあります。

建物の強度や築年数などにもよって違いはありますが、だいたい震度5強以上くらいからは倒壊の可能性が高まってきます。

実例

2016年に起きた熊本地震では建物被害が多くおきており、ニュースでみる映像では移る建物ほとんどが倒壊している状態でした。

国土交通省が出しているデータでは、

  • 全壊が8,169棟
  • 半壊が29,294棟
  • 一部損壊が136,607棟

上記のようにほとんどの建物が倒壊しております。
熊本地震の場合は震度7で、震度の大きさとしては最大です。

熊本城が大きな被害にあったことも有名ですね。

注意点

熊本地震でおきた震度7とは「これ以上ない揺れ」と表される程に未知数です。

地震はまず最初に小さな揺れがおき、その後大きな揺れがおきます。

小さな揺れから大きな揺れがくるまでの時間は、震源の位置が近いか遠いかによって変わりますが、小さな揺れ起きた時点で、大きな地震に備えて身を守ることが必要です。

屋外の場合は、建物のそばからは離れ、できるだけ広い場所に移動しましょう。

屋内の場合は、倒れそうな家具からは離れて、机の下など丈夫なものに隠れましょう。

頭を第一に守ることも必要なので、クッションなどの柔らかいものが近くにあれば、頭にかぶせておくことも有効です。

火災

火災は地震が発生したのと同時におきます。

暖房機器に服などの布が近づいたり、ガス管や電気配線などが破損することによって、火災につながります。

実例

1995年の阪神淡路大震災では298件もの火災が発生し、阪神淡路大震災で亡くなった方々の死因の約12%を占めています。

火災は条件などにもよりますが、阪神淡路大震災のように大きな火災へと繋がってしまうこうとも少なくありません。

注意点

火災の原因は火を扱っている時や、暖房器具を使っている時に地震が起きることで火災が起こります。

その為、地震が起きた時は、最初の小さい揺れの時点で火をとめて、火災の原因になる電化製品を止める為、ブレーカーをおとしましょう。

地震で起こる火災は、家の中のものが散乱している為、火が他の物に移りやすくなってしまいます。

その為、火が発生する前に、原因となるものを早急に対処することが一番の防災になるでしょう。

液状化現象

液状化現象とは地下水の水位が高い場所で起こりやすく、普段は地盤の砂の粒子どうしが結びついている状態のものが、地震の振動によってバラバラになり、地下水に浮いたような状態になることを言います。

液状化によって、家や電柱のように重いものは、地面に沈みこんでしまい、マンホールのように軽いものは、地面から浮き上がった状態になってしまいます。

実例

1964年に起きた、新潟地震では信濃川左岸で被害が集中しました。

注意点

液状化現象によって、命の危機にさらされるということはほとんどないとされています。

地震が起きている時に液状化現象も起こるのですが、これによって避難したりということはなく、地震がおさまるのを待つのが一般的です。

しかしながら、家が傾いた影響で、家具が倒れる可能性も考えられるので、そういった家具などからは、離れたりするなどして、身を守ることが必要となるでしょう。

まとめ

地震による災害の種類は、住んでいる場所や周りの環境などによっても変わってきます。

津波の影響があるところもあれば、ないところもあるのです。

また自分が屋内にいるのか屋外にいるのかによっても対処の仕方が変わってくるでしょう。

災害の種類を知っておく事で、自分が住んでいるところでは、どういった災害が起こる可能性があるのか、自分や家族の身を守る為にも、それらを理解した上で、対処することもできるようになります。

「地震が起こるかもしれない」と予め想定して、防災に取り組むことも大切です。

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